歯科コラム

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口内炎が白いのと赤いのがあるのはなぜ?

口内炎が白いのと赤いのがあるのはなぜ?
口内炎が出来た時、口の中を見ると、あれ?この前は赤い色だったのに今回は何か白いな?など、その時によって違う色をしていて不思議に思ったことはないでしょうか?
そこで今回は、口内炎の色の違いとそれぞれの症状についてお話しします。

◆口内炎が白いのと赤いのはそれぞれ原因が違う

口内炎は、症状やできた箇所の色によって「アフタ性口内炎」、「ウイルス性口内炎」、「カタル性口内炎」と大きく3つに分かれます。それぞれ原因や特徴に違いがあります。
ウイルス性口内炎はその名の通り、ウイルスの感染によっておこります。ヘルペス性口内炎とも言われるものです。
白い炎症が起きるのがアフタ性口内炎、赤い班点のような炎症が起きるとカタル性口内炎が考えられます。

◆白い「アフタ性口内炎」

白い円状の炎症が起きるアフタ性口内炎は、生活習慣の乱れや口腔内の不衛生な状態などが原因で粘膜が弱まり、歯があたったり噛んでしまってできた傷口に細菌が侵入し、炎症が起きます。特に免疫力が落ちると、できやすく、痛みやものがしみるなどの症状がでます。症状は、1週間程度で落ちつくケースが多く、規則正しい生活、ビタミンなどの栄養素を積極的に摂るといいです。

◆赤い「カタル性口内炎」

赤い「カタル性口内炎」
赤い班点状の炎症が起きるカタル性口内炎は、主に、慢性的な物理的刺激や熱い飲食物でのやけどが原因となります。特に歯並びが悪い方や親知らずが生えたままの方、舌の噛み癖ある方に多いです。外部からの刺激による炎症のため、根本的な原因を解決しないと同じ箇所に再発を繰り返しやすいです。

◆口内炎ではないことも?!

アフタ性口内炎やカタル性口内炎以外にも、白や赤い炎症が起きる口内炎や口腔がんなどの可能性もあります。また、白と赤が混じったような炎症、水ぶくれができるなど、素人では判別できないこともあるので、なかなか治らない場合は、自己判断せず歯医者さんに診てもらいましょう。

◆原因の解決、予防が大事!

どのような口内炎の症状が出たとしても、その原因の解消と予防がとても大事です。口内炎は、生活習慣の乱れによるストレス、栄養不足、歯磨きがきちんとできていないのが大きな原因です。
予防するためには、
●毎日丁寧に歯磨きをして、口腔内を清潔に保つ
●規則正しい生活を心がけて、免疫力が下がらないように
●ストレスを溜めないように適度な運動、休暇をとる
●口腔内が荒れやすい食べ物や間食を控える
など、できることから取り組むとよいでしょう。

どれも、わかってはいるけど…ということばかりですね。
もし、それでもよくならない場合は、歯医者さんで診てもらい、適切な処置を受けたほうがいいでしょう。

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