歯科コラム

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キンキンに冷えたビールが歯にしみる…その原因ってなに?

キンキンに冷えたビールが歯にしみる…その原因ってなに?
猛暑が続く夏はキンキンに冷えたビールが更に美味しく感じますよね。夏になるとビアガーデンや海やバーベキューなど様々なシーンでビールを飲む機会が増えるのではないでしょうか。やはりビールは冷えている方が美味しいですし、ついグッと一気に飲みたくなります。その時、歯に「ピキーン」と痛みが走ったという経験はありませんか?その痛みの原因は様々あります。ビールなどの冷たい飲み物だけでなく温かいものが歯にしみることもあるという人もいるのではないでしょうか。飲食時に歯が痛いと億劫で不快に感じます。今回はビールが歯にしみる原因についてお話いたします。

◆象牙質知覚過敏

歯が痛みを感じる場所は、象牙質という部分です。歯の構造は表面からエナメル質、象牙質、セメント質、神経の順で成り立ちます。最表層であるエナメル質が削れて薄くなり、象牙質が表面に近くなることで痛みが生じます。エナメル質が削れてしまうのは加齢変化、過度な歯ブラシ、歯ぎしりや食いしばり、酸性の飲食物や嘔吐が原因です。

◆虫歯や歯周病

虫歯や歯周病
虫歯は歯の表面にあるエナメル質が溶けてしまうことが原因で痛みが起こります。口の中を確認したときに歯に穴が空いている、黒色や茶色に変色している場合は虫歯の可能性があります。また歯周病の場合は、歯肉が下がることで歯の根っこがむき出しになり、知覚過敏同様に刺激に反応してしまいます。虫歯や歯周病は進行すると治療が長引いて何度も歯医者さんへ通わなくてはならないので、症状が現れ次第すぐに歯科医院へ行きましょう。

◆歯のクリーニングやホワイトニング

歯石取りを行った後は歯がしみる症状が現れることが頻繁にあります。歯石を取ることによって、今まで歯茎が下がり歯石に覆われていた部分に知覚過敏が起こります。また、歯茎に炎症が起こっていると歯石を取るときに痛みを生じてしまいます。ホワイトニングでは歯を白くするための薬剤が強いことで痛みや違和感を生じてしまいます。

◆歯がしみると感じたら

いかがでしょうか。歯がしみる原因は様々あります。原因によって、歯科治療が異なってきます。また、気付かないうちに行っている日々の習慣によって歯のしみる症状が引き起こされます。適切な対処をすることで症状は改善されますし、ビールを飲むときも気をつかうことなく美味しく飲むことが出来ますよ。歯がしみる症状がなかなか治らないときはどんな原因であれ、歯医者さんへ相談してみましょう。
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