歯科コラム

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インプラント埋入手術後の抜糸のタイミング!

インプラント埋入手術後の抜糸のタイミング!
インプラント治療は、歯茎を切開する必要があるため、外科手術を伴います。切開した後には傷口を縫い合わせて抜糸しなければなりません。抜糸するまでは、感染症などにならないように消毒をし、口内を衛生に保つ必要があります。では、抜糸するまでの期間はどのくらい続くと思いますか?今回は、インプラント手術後の抜糸についてお話いたします。

◆傷口はきちんと縫い合わせる

インプラント治療は手術前にカンセリングや検査を行います。注意事項などの説明がすべて完了したら、いよいよ手術がはじまります。歯肉の切開は、インプラントを埋め込むタイミングで行われます。インプラント治療は1回法と2回法がありますが、2回法の場合は、インプラント体という人工の歯根と骨が結合するのを待つため、インプラント体が歯茎に埋まっている状態で歯茎を縫い合わせます。ここできちんと歯茎を縫い合わせることで、傷口が細菌に感染するとこを防ぎます。傷口の経過に問題がなければ、術後約1週間から10日で一度抜糸をします。

◆傷口の治り具合が重要

傷口の治り具合が重要
埋め込んだ人工の歯根はチタンでできていますが、骨と結合するのに3ヶ月から6ヶ月かかります。結合が完了したら人工歯を装着するための部品をとりつけることになりますが、ここでも歯茎を少し切開することになります。2回目の切開の後も1週間から10日ほどで抜糸をします。傷口の経過によっては、抜糸までに2週間ほどかかることもあります。これは、傷口が開いてしまうことを防ぐためで、歯医者さんの指示があった場合は消毒を繰り返して待ちましょう。

◆手術後の注意点

抜糸するまでの間は、歯茎に強い力が加わらないようにしなければなりません。傷口で硬いものを噛まないように気をつけてください。手術後2、3日の食事はおかゆやスープなど刺激の少ないものにしましょう。アルコールも控えた方がいいです。また、タバコはインプラント治療をうける前後2、3週間は控えましょう。
歯磨きは、傷口を避けて行いましょう。手術をおこなった部分はうがい薬や歯間ブラシでケアするとよいです。
手術後は、傷口に負担がかかるような激しい運動は避けて安静に過ごしましょう。

◆安全な糸を使用

インプラント治療では、抜糸が必要であることはお話しましたが、他の外科手術では「抜糸が必要ない」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。では、なぜ歯科では、抜糸の必要のある糸を使用するのでしょうか?それは、口内は噛むときなどに強い力が加わることが多く、自然に溶けて吸収される抜糸の必要のない糸では傷口がふさがる前にとれてしまう危険があるからです。ですから、インプラント治療で使用する糸は強度の強く緩みの起きにくいものを使用しているのです。
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