歯科コラム

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オールオン4治療は上顎と下顎で注意点が異なります

オールオン4治療は上顎と下顎で注意点が異なります
まったく歯のない状態から、1日で白い歯を手に入れることが出来るオールイン4は、すべてインプラントを埋め込むという手術に比べ、手軽に出来るというようなイメージがあるかもしれません。確かにインプラント治療に比べて、腫れや痛みも少なく、金銭面での負担も少なくて済みます。しかし、難しい治療になるためどんな歯医者さんでも対応できるわけではありません。それでは今回は、オールオン4はどのようにして手術を行っていくのか、治療する部位によって注意することなどを解説いたしましょう。

◆下顎より上顎の方が高い技術を必要とする?

上顎の奥歯にインプラント入れるとき、歯医者さんにはどのような技術が求められるのでしょうか。上顎には、歯の真上に空洞があり鼻の穴と繋がっています。なので、どうしても奥歯の骨の厚みが少なく柔らかいために、下顎よりも、高い技術と注意力が求められています。骨の厚みが少ないときなどは、骨の量を足していく手術を行うのですが、そのときに粘膜を破ってしまわないよう細心の注意を払う必要があります。万が一破ってしまった場合には、修復することが出来ないと手術を行うことが出来ないのです。

◆下顎には神経が通っている

下顎には神経が通っている
下顎の奥歯をオールオン4にするにあたって気を付けることは、下顎の骨の中には重要な神経が通っているということです。その神経を誤って傷つけてしまったりしたら、唇や口元周辺の、温度、痛みなどを感じることが出来なくなってしまいます。部分的に痺れてしまうというようなことも考えられます。そのため、下顎の骨の少ない部分へインプラントを埋め込む手術をするときには、神経を傷つけないようにするという技術と注意力が求められるでしょう。もちろん、事前にレントゲンを撮ってありますので、使用する器具や、どう削ればいいのかを計算して行っていきます。しかし、これも高度な技術を要する歯医者さんでなければ行うことが出来ません。

◆技術以外に大切なものとは

オールイン4も通常のインプラントも、骨を削ったり歯肉を切ったりと、大掛かりな手術です。ですので、歯医者さんなら誰でも出来るわけではなく高度な技術を持っていないと出来ないことなのです。そして、治療に必要なものは技術だけではありません。治療を受ける本人の健康状態や、精神状態もとても大切です。歯医者さんを信頼して治療を行うことが出来るよう、事前にしっかりとカウンセリングを受けることが必要でしょう。
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