歯科コラム

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オールオン4の痛みが心配・・・術中・術後はどれぐらい痛むの?

オールオン4の痛みが心配・・・術中・術後はどれぐらい痛むの?
「オールオン4は4本のインプラントを顎の骨に埋め込む」
「インプラントを埋め込むには手術が必要」
「手術ではメスで歯肉を切開することから始める」
「顎の骨に穴を開ける」
このような説明を事前に聞いてしまうと、「痛みはないか」「腫れることはないか」と心配になりますよね。
でもご安心ください。オールオン4の治療の苦痛を減らすノーベルガイドシステムという手法があるのです。

◆そもそもオールオン4とは

ノーベルガイドシステムは、オールオン4手術をより確実にする手法です。そのため、ノーベルガイドシステムを理解するには、オールオン4について知っておく必要があります。
オールオン4は、チタン製の「柱」であるインプラントを顎の骨に埋める治療法です。一般的なインプラントの場合、10本の人工歯をつくるときに10本のインプラントを埋めなければなりませんが、オールオン4はわずか4本のインプラントで10~12本分の一体型の人工歯を装着できます。
しかしオールオン4でも、歯肉を切ることは一般的なインプラント治療と同じです。

◆ノーベルガイドシステムを使ったオールオン4治療の特徴

それではノーベルガイドシステムを紹介します。
ノーベルガイドシステムではまず、CTスキャンを使って口の中の3D画像をつくります。その3D画像で顎の骨の状態がわかるので、4本のインプラントを挿入するベストの位置がわかります。
さらにその3D画像を使って「ノーベルガイド」をつくります。ノーベルガイドはマウスピースのような形をしていて、オールオン4を装着する顎の骨にすっぽりはまります。ノーベルガイドには、インプラントを入れる「穴」が開いています。
手術では、ノーベルガイドを患者の顎の骨に装着し、ノーベルガイドの穴から顎の骨を掘っていきます。顎の骨に穴が掘れたら、ノーベルガイドを外し、そこにインプラントを埋め込むのです。

◆なぜノーベルガイドシステムだと痛みや腫れが少ないのか

なぜノーベルガイドシステムだと痛みや腫れが少ないのか
手術中の痛みについては、ノーベルガイドシステムを使っても使わなくても同じです。麻酔をしっかり打つので、いずれの場合も痛みを感じることはありません。
ただ、手術後の痛みには違いが出ることがあります。
ノーベルガイドシステムを使うと歯肉を切る範囲が最小になるので、術後の痛みは早くひきます。大きな傷より小さな傷のほうが痛みが小さいのと同じ理屈です。
また手術による傷が小いと治りが早くなるので、やはり患者さんの苦痛は小さくなります。

◆なぜノーベルガイドシステムは手術で切る範囲を最小にできるのか

ノーベルガイドシステムを使ったオールオン4の手術は、「歯肉を切る」というより「歯肉に穴を開ける」といったほうが正確です。だから傷が最小になるのです。
一方でノーベルガイドシステムを使わないオールオン4の手術では、歯肉をしっかり切開しなければインプラントを正確に挿入することができないのです。

◆メリットが多いノーベルガイドシステム

ノーベルガイドシステムは、口の中の3D画像を使ってインプラントを埋める場所を決めるのでより正確にオールオン4を装着でき、さらに患者さんの痛みや腫れなどの苦痛を減らします。メリットが多い優れた治療法といえるでしょう。

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